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ニュージーランドの南島で絶景を楽しもう(その1)


美しい大自然を楽しむとしたら、皆さんは何処へ行くだろうか?氷河ならスイス、フィヨルドならノルウェーが一般的だろう。しかし、今回のお薦めはニュージーランド。天気さえ良ければ、他の国にも全然負けてない!いや、むしろ南半球なのだから、冬しか旅行に行けない人には超お薦めの場所といえる。それではニュージーランドの美しい大自然を見てみよう!

遠くに見えるカンタベリー大聖堂

南島の場合、日本からの玄関口はクライストチャーチ。2011年に起こった大地震が記憶に新しいが、現在の復興はどこまで進んでいるのだろうか?

クライストチャーチを訪れるのは約10年ぶり。大聖堂からハグレー公園まで続く道、10年前は笑顔の人々が溢れていた記憶があったのだが、本日は雨と寒さも手伝って人が……。



未だに崩れたままのファサード
残念ながら取り壊しが決定したそうです

大聖堂広場に行っても誰もいないのが寂しい限り。地震から暫くは立ち入り禁止であったが、ようやく人々に開放された。大聖堂は現在も地震の悲惨さ物語っており、もちろん入場は出来ない。

現在、この大聖堂は修復されずに解体する事が決まったようだが、広場では復興へ向けて動き出した。

復興を目指すフラッグウォール
スタンドトールというプログラムも始まった

左の写真は芸術家の作品で『FLAG WALL』という。648枚の色鮮やかな旗がクライストチャーチの人々を勇気付ける。そして、右の写真は『CHRISTCHURCH STAND TALL』というイベントで、99体のキリンが街中に展示してある。全てのキリンが違ったデザインで、次のキリンを見つけるのが楽しい。きっと「キリンのように上に向かって立ち上がろう」というメッセージなのだろう。

日本人が設計した紙の聖堂

そして、もう1つは日本人にとっても喜ばしい話なのだが、この大聖堂の近くに別の聖堂が建設された。2013年の8月にオープンしたこの聖堂は、日本人の坂茂氏の設計。そして何と紙で出来ているのだ!

紙と言っても、防水加工や難燃加工が施された直径800ミリの紙管だ。ファサードにはステンドグラスもはめ込んであり、次の大聖堂までの臨時聖堂とはいえ、シンプルでモダンなデザインが美しい。


もっと紙の聖堂についてレポートしたかったが、ツアーは続く。クライストチャーチの復興を願いながら、大自然に向かって進んで行こう!


クライストチャーチから車で3時間。天気は一気に晴れて、美しい湖が姿を現した。テカポ湖である。

テカポ湖畔にある善き羊飼いの教会

この湖が有名なのは湖畔にひっそりと建つ『善き羊飼いの教会』だ。実際には観光客が多く、ひっそりと云うより賑わっている感じ。ちなみに、『善き羊飼い』とはキリストの事。

ニュージーランドで一番写真に撮られる場所とも言われている。また、教会内から撮る窓枠越しの湖の写真も絵になるので、ぜひ自身の目で見ていただきたい。



ミルキーブルーが美しいテカポ湖

サザンアルプスから流れる水は、岩を削ってミルキーブルーの色となりテカポ湖に流れ込む。その為に独特の色となっている。

山々とテカポ湖の景色を見ながら美味しい空気を取り込めば、都会で荒んだ心が洗われるようだ


澄んだ空気だからこそ、夜空もメッチャ美しい。テカポは星空鑑賞にも最適な場所なのだ。現在、この星空を世界遺産にしようとする動きがあり、それを提案したのが日本人。もともとは「我々の星空を商売にしやがって」との反感もあったが、現在では多くの賛同者がいるとの事。さぁ、テカポで南半球の星空を楽しもう!

ルピナスなどの外来種が咲き誇る
丘を黄色に染めるのも外来種

夏になるとニュージーランドに大発生するのがルピナス。我々旅行者にとっては目を楽しませてくれるのだが、凄まじい繁殖力を持つ外来種である。右の写真も種類は知らないが外来種だそうで、黄色で覆われた丘もあるほどだ。政府も手を打っているのだが、これらの外来種の繁殖力には追いつけない。


さぁ、いざマウントクックへ!1時間半の道のりは綺麗な花(外来種)や動物を見て過ごしましょう。

地平線の彼方まで羊が続く
牛もまた凄い数

地平線まで続く牧草地に、数えられない程の家畜達。北島にも羊はいるが、こんなスケールの大きさを感じるのは南島だからこそ。「ニュージーランドでは、人口より羊が多い」と云われるが、人口の7.3倍もいるのだ(ポンタ調べ)。ちなみに、『羊の頭数国別ランキング(2012)』ではニュージーランドは第7位と意外な結果(1位は中国)。しかしながら、観光において視界に入る羊の頭数は、ニュージーランドがぶっちぎりのナンバー1でしょう!

牛?こちらはデータがありません……。さすがはポンタ・リサーチです。さて、羊も牛もかつてのニュージーランドにはいなかった。4本足の動物はそもそも存在しなかったのだとか。道路で死にまくっているポッサムももともとはオーストラリアから。な〜んだ、動物もみな外来種じゃないか!

家畜のガチョウは何の関係もありません

では、オリジナルの種は何かと言うと、それは『鳥類』です。しかも、キウイバードに代表される飛べない鳥が多いのが面白い。タカヘ、クイナ、今では絶滅したモア(体長3メートル)などが有名だ。

写真はガチョウの親子です。ただ、居たので撮りました。ニュージーランドの固有ではないが、鳥類繋がりって事で登場です。



そうこうしている間にマウントクックは近づいてきた。いやぁ〜美しい景色が見えてきましたぞ〜!

ピーターズルックアウトから見るマウントクック
バスからだって美しい

テカポと違って、マウントクックの晴天率は極めて低い。晴れているなら途中の展望台で一休みして景色を楽しみたい。いや、この後天候が急変する事もしばしば。曇る前にマウントクックへ急げ〜(左の写真はピーターズルックアウトからの眺め)。


そして、ついにマウントクック(マオリ族の呼び名はアオラキ)に到着。マウントクックキャンプ場から往復4時間のハイキングに出発しよう。快晴で嬉しい限りだが、紫外線は日本の7倍!サングラスと日焼け止め、帽子などを忘れずに!

ミューラー氷河湖の展望台より
フッカーバレートラックの吊り橋

今回は『フッカー・バレー・トラック』を歩いてみる。一時的にマウントクックは見えなくなるが、ミューラー氷河湖の景色は素晴らしい!こんな場所にいつでも来れるニュージーランド人って何とも羨ましい〜。吊り橋も絵になります!

フッカーリバーとマウントクック

再びマウントクックの雄姿が見えてきた。フッカーリバーとマウントクックの流れが美しい。こんな景色が近くにあったなら、子供はゲームをやらなくなる事でしょう(多分ないか)?

「ここまで来たからにはマウントクックに登りたい」と思う人もいるかもしれないが、それは極めて難しい。標高3724メートルと富士山よりも少し低いのだが、初心者が登れる山ではないとの事。もちろん技術や体力だけではなく、豊富な資金も必用だ。金欠でヘタレなポンタには全く無理な話って訳です。



マウントクックリリーも見頃です
マウントクックリリーを接写

この辺りの標高は800メートル程であるが、高山植物を楽しむ事もできる。高山植物といえば小さくって、路地に生えていたら雑草にしか思えないが、この辺りには一際大きい花がある。それが『マウントクックリリー』である。リリーといってもユリ科ではなく、キンポウゲ科の植物。ニュージーランド固有の種で、とても人気の花なのです。これを見にニュージーランドへ訪れる人も少なくないとか?

さて、マウントクックの素晴らしい景色をお伝えしましたが、この美しい大自然は写真や文章で語れるものではない。ニュージーランドの夏は短いので、今すぐに出発しよう。おっと、その前に後編のミルフォードサウンド編も見てみましょうよ。近日公開(予定)です!



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