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意外と狭い!?パリを歩こう(その2)


さて、今回は前回の『意外と狭い!?パリを歩こう』の続きです。

パリは世田谷区と同じ大きさ。その中に見所が詰まっているのだから、十分歩いて回れるはずなのだ。『パリの歴史軸』をそれても見所はまだまだ満載ですぞ〜!

観光地名物(!?)の売り子達

そんな訳で、ここはシャイヨー宮。もうエッフェル塔が見えてきた。ここでも売り子が多く、地面に店を開いている。ちょっと強引な彼らだが、しっかり交渉して値切ればいい買物が出来る(?)のだ。今回はLEDで7色に光るエッフェル塔の置物を3ユーロでお買い上げ。良い買物をしたと思ったが、今まで一度しか点灯していない……。買物は冷静に。



見よ!ゴミのような人々を

エッフェル塔の足元はこんな感じで人がウヨウヨ。それにしてもエッフェル塔って大きいんだね。

エッフェル塔の綺麗な写真を撮るならシャイヨー宮からが良いとされている。しかし、今回はド迫力の写真を撮りたかったので、あえてココでは全体像を撮らずに近くまで行ってみた。



遠くから見るとすっきりスリムなのに……。

ところが、近づくにつれド迫力になる筈が、こんな不恰好な姿に!下が異様にでかいぜ。

そもそもエッフェル塔は、世界一高い場所にフランスの旗を掲揚する為に作られた、世界で初の鉄の建物だった。その後は電波塔として使用された為、少し伸びて324メートルとなったのであります。

パリの名所であると共に自殺の名所でもあるエッフェル塔。下を歩くときには注意です。



東京タワーと違って真下から見上げる事が出来るのは意外かも

エッフェル塔を下から見るとこんな感じ。別に面白くもないですね。しかも工事中だし。

ちなみに、エッフェル塔は夜が綺麗。一時間毎にキラキラと線香花火のように瞬くのだ。東京タワーやスカイツリーもやればいいのにと、羨むほどの美しさなのである。



次は要領悪くノートルダム寺院へ向かう。汚いセーヌ川沿いを東に進めば、いつかはノートルダムが見えてくる計算(?)だ。

一番古い『新しい橋』

地図を見なくてもいいのは実に楽なのだが、蛇行したセーヌ川を歩くのは何だか勿体無い気がしてくる。そもそもセーヌって蛇の意味だと聞いた事があるし……。そんな頃に見えてくるのがパリの始まり『シテ島』で、そこにかかる最初の橋が『ポンヌフ橋』だ。

ポンヌフとは『新しい橋』の意味だが、パリの中では最も古い。そういえば、昔ポンヌフの恋人という映画があった。この橋に住むホームレスの青年が、銃で手を撃つシーンがあるのだが、当時のポンタにはショッキングで今でも頭に焼き付いている。



ノートルダム大聖堂のファサード部分

体もクタクタになった頃、ようやくノートルダム大聖堂が見えてきた。

もともと大聖堂とは、司教(BISHOP)がいる教会堂である。上から見ると十字架の形をしており、その先はキリスト教の聖地、エルサレムに向いている(原則ね)。その昔、旅人達は大聖堂の向きで方角を知ったのだ。写真はノートルダムのファサード(正面)部分。



フライング・バットレスが格好いいノートルダムなのです

反対側から見るとこんな感じで、非常に立体的で美しい。

ノートルダムも12世紀後半に花開いたゴシック様式の代表な建築物の一つ。写真でも見る事が出来るが、外側に架かる梁(フライング・バットレス)によって、より高く大きいステンドグラスの設置が可能となり、礼拝空間にも太陽光の恩恵が受けられる仕組みなのだ。



我が家にも付けたいガーゴイル

側面も印象的。たくさんの『ガーゴイル』と呼ばれる雨の配水口があり素敵です。怪物の形に彫られたこの排水口は、同時に魔除けの意味も備えているのだとか。

こんなのが、我が家の雨どいに付いていたら何と素敵だろうなぁと思うのだが、近隣の人からは変人扱いされるだろうか?



必見のステンドグラス
何だかわからんけど撮ってみた

バラ窓を初め、美しい装飾が施された内部は、1804年にはナポレオンの戴冠式が行われた場所。ちなみに、ノートルダムとは『聖母マリア』の意味で、他にも同じ名前の大聖堂はいくつもあるのです。

大聖堂への入場は無料だけに、スリも多い。内部の装飾にウットリしているあなたのバッグに、彼らはウットリしていますよ〜。


さて、もう歩くのは限界に近いという事で、最後はモンマルトルに行って終了する事にする。遠くて高い位置にあるのが難点だが、何事も成せば成るのだ!

お見事!の縦列駐車
この車の間隔ってあり得ないぜ!

こうして歩いていて驚くのが、パリ市民の運転技術。特にこの縦列駐車はタダモノではないだろう!一体どうやって出すのかというと、軽くバンパーで押しながら前後に空間を作り出て行くのだという。バンパーの傷は気にしないそうだが、新車や高級車は絶対に路駐したくないですな!

警察いても全く安心できないサクレクール寺院

モンマルトルの丘が危険なのは、警察がスタンバイしているのを見ればわかる。ポンタもここで2回程事件を目撃した。しかも、その内1回はポンタ自身である……。

何年も前に、物売りの黒人と話していたのだが、ちょっとした事で怒って胸ぐらをつかまれたのだ。軽い冗談の筈が全く通じず、ボコボコにされかけた。フー、危ない危ない。



青空に映えまくるサクレクール寺院

うーん、我ながら美しい写真が撮れた。ここ『サクレクール寺院』はモンマルトルの丘に建つ、キリストに捧げられた教会。ビザンティン様式の特徴である丸型の屋根は、モスクっぽくもあるがイスラム教ではなくキリスト教の建築様式であるのが面白い。



『パリ市内を一望』感が出せなくて申し訳ありません

モンマルトルはパリで一番高い場所にあるだけに、眺望も素晴らしい(写真はあまりパッとしませんが……)。

昔は多くの芸術家がこの辺りの安アパートに暮らしていた訳だが、今でもたくさんの絵描きが観光客を相手に商売をしている。似顔絵を描いてもらう場合は、しっかり値段交渉をしてからにしよう!



そんな訳でもう歩けません。狭いといってもやはりパリ。結論としては、観光の時間を考えたら地下鉄がベストかも!?


大人気(?)のレンタ・サイクル
このマシンで精算します

そういえば、街でよく見かけたのがレンタル自転車スタンド。実はこれ、2007年から始まった大規模なレンタルで、かなり普及してきているようだ。観光客はクレジットカードが必要になるようだが、料金体系はちょっと複雑で判り難い。しかし、30分で乗り換え続ければ、わずか1ユーロで1日借りれるという裏技もある。そうか!これからはチャリなのだ。次回の『パリをレンタル・チャリで回ろう』をお楽しみに!?


アレルゲンなの貝?エスカルゴ

さて、パリ市内をとことん歩いた後は食事をしておきたい。エスカルゴはフランスを代表する有名な料理の一つ。紫陽花から剥がしてきたのを調理する訳でなく、ちゃんと養殖されているものなのでゲテモノ感は無い。味は特に美味しいと思わないけど、ソースは絶品。パンに付けて食べるとナイスなのだ。

ちなみに、ポンタはエスカルゴを食べると、毎回呼吸が苦しくなって咳が止まらなくなる。他の食材とは考えられないのでエスカルゴ本体が犯人だと思うのだが、エスカルゴにアレルギーなんてあるんだろうか?



最近流行のマンガです
本場は長いぞ!フランスパン

食事の後はスーパーへ行ってみよう。現在フランスでは漫画が人気。このスーパーにも『MANGA』コーナーがあった。右の写真はフランスパン。本場のは長いぞ〜。


パリ周辺の観光では乗り物無しでは行けない場所もある。その代表が『ヴェルサイユ宮殿』だろう。パリより約20キロの距離である。

長蛇の列だ!ざまぁみろ

ヴェルサイユ宮殿は太陽王ルイ14世によって1682年に建てられた。50年の歳月と、莫大な費用を費やされたこの宮殿を見る為に、連日長蛇の列である。

遠くに見える金色の門は、最近補修されてピッカピカ。ブルボン朝の最盛期に、栄華を極めた当時の様子がうかがえる。




行く気もしない広大な庭園の先
花は意外と寂しい感じ

まずは裏庭を見学。広大な庭園は地平線まで続いている。この大きさは半端ではなく、18ホールのゴルフ場が13も入るんだとか!

ヴェルサイユのハイライト『鏡の間』

『鏡の間』は外国からの使者と謁見する場所として使われた。庭園側から差し込む太陽光が、反対側の鏡に反射して部屋全体を照らしている。ヴェルサイユ観光のハイライトといってもいい場所だ。



ルイ14世はチビでした

これがヴェルサイユ宮殿を造ったルイ14世。太陽王と呼ばれた彼だったが、背は160センチと小さく、ハイヒールや高さのあるヅラを被っていたといわれる。

ここで暮らしたルイ14世〜ルイ16世は全て奥さんの名前がマリーだったのも面白い事実だ。



ルイ16世の寝室

こちらはルイ16世の寝室。マリー・アントワネットを妻に持った王として有名(!)だ。錠前作りが趣味であった彼のベッドは非常に小さいが、背が小さかった訳ではなく、座って寝ていたからだとか。



マリー・アントワネットの寝室
なぜかハプスブルク家の双頭の鷲

そして、これがマリー・アントワネットの寝室。ベッド横の隠し扉でルイ16世の寝室と繋がっていたというが……。この部屋の角上部には、何とハプスブルク家の紋章である『双頭の鷲』が!王も彼女には文句が言えなかったのだろうか?

もう1枚の『ナポレオンの戴冠式』

宮殿内には有名な絵もある。『ナポレオンの戴冠式』は2つ存在するが、1つはルーブル、そしてもう1つはココだ。

2つの作品の違いは、作者ダヴィッドが好きだったという女性(ナポレオンの妹)が、ヴェルサイユの絵ではピンクのドレスを着ている事。もともとはダヴィッドが自分の為に所持していた絵なのである。



こうしてヴェルサイユの観光を終えると、外には更に多くの観光客が並んでいる。そして、カモを探す物売り達も勢ぞろいしていた!

素敵な土産を発見!

今回は子供のお土産として、鳥のオモチャを購入。バタバタと音を立てて飛ぶ姿はインパクト大。きっと息子も喜んでくれるだろう。早速交渉開始!

相手の提示してきた額は10ユーロだったが、5ユーロまで値切って妥協した。そして記念撮影、はいチーズ!顔が全くわかりません。



デモのようにちゃんと飛ぶのだろうか?

さっそく帰国してから作ってみた。判り難い説明書を見ながらも完成。パッケージの色と全然違うぜ!さぁ、外でテスト飛行だ。

息子は数回遊び、その後見向きもしなくなった……。チクショー!俺がカモだったのか〜。



くれぐれも買物は計画的に。



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