ポンタの日記トップ → アジア編 → 遭遇!福建省の元宵灯会

遭遇!福建省の元宵灯会


福州の元宵灯会は盛り上がり最高潮

ウーロン茶で有名な福建省。ここ福建省は日本企業が多数進出しており(アモイ)、直行便も運行されているほど日本人との繋がりがある。

今回は視察で訪れた福州で、偶然遭遇した元宵灯会を中心にレポートします。



夕食帰りのバスから見た人波

2月28日。夕食会場でバスを降りた時にそれは始まった。爆竹や花火やロケット花火が街中で鳴り出したのだ。マンションが立ち並ぶ場所でもお構いなし。中にはベランダからもロケット花火をバンバン打ち上げている奴もいるのだ!まるで戦争か暴動の真っ只中にいるかの気分。これって一体……!?

中国では最大のお祭りが春節(旧正月)であり、小正月である1月15日(旧暦)は元宵節と呼ばれる。要するに今夜はお正月最後の夜なのだ。中国では明日からの仕事に備えるのではなく、元宵灯会で深夜まで盛大に盛り上がるとの事。こりゃワクワクしてきたぞ。



会場はすごい人!
電気が消えてて残念である

元宵灯会は灯篭祭り。会場となる場所では提灯が並んでいるものの、現地時刻は21時を過ぎていて提灯の中の電気は消えていた。う〜ん残念!しかし、会場の公園は人、人、人!一体何をしているのか不明なのだが、とにかく人が歩いている。

結局、24時近くになっても人ごみが消える事は無かった……。この日は夜遅くまで花火が鳴り響き、全然眠れなかったのは言うまでもない。

撤収作業が大変そう
見よ!この竹ボウキを

翌朝、会場を訪れてみると撤収作業が忙しそうに進んでいた。面白いのは掃除をする人の使うホウキ!ちゃんと葉っぱまで付いてます。これこそホントの竹ボウキだ。

ちなみに、この元宵節。花火や爆竹による火事、怪我なども結構あるのです。日本でも中華街などでお祭りがありますが、本場中国で春節を体験する価値はありますぞ〜。


ノーヘルばかりだが、大丈夫だろうか?

福州は福建省の州都。思い当たる観光地も無いので街をブラブラしてみよう。

不思議な事にノーヘルのスクーターが多い事に気づく。いくら無法地帯とはいえ、取り締まりは無いのだろうか!?



実は電動自転車なのです

実はコレ、スクーターではなく電動自転車なのです!確かに後ろから見てみるとマフラーらしきものは無いし音も無い。よく見りゃナンバープレートも何だか宣伝っぽい。しかし、日本の電動アシスト自転車よりかなりオシャレだと思いませんか?



歩道にまで進出するスクーター?

右の写真は厦門(アモイ)で撮影したものだが、ここでも電動自転車が横断歩道を待っています。ちなみにアモイでは電動自転車の新規購入は禁止だそうで、将来的には無くなるそうな。静かさ故に事故も多いからでしょうか?


このスクーター型自転車、日本の某企業が輸入を試みたものの保安部品の関係で断念したとか……。ちなみに値段は10万円しません。ちょっと、いや、かなり欲しい!でも警察にノーヘル容疑ですぐに捕まってしまうんだろうなぁ。


台湾の対岸に位置する福建省の中でも、日本人が観光で訪れるのが厦門(アモイ)だろう。中国人にとってアモイは新婚旅行先としても有名なリゾート地。温暖な気候からか、世界一住み易い都市とも言われているそうな。一方で、中国の経済特区の一つであり、日本を初め外資系企業の進出も多いのだ。さぁ、アモイへ向けて出発!

瓦礫の中に豪華な住宅

福州からアモイまでは高速道路を使っても3時間半の道のり。途中には家が多く見えるのだが、ほとんどが瓦礫の中に建っているようだった。洗濯物が干してあるので生活感はあるものの、ガラスの無い豪華な住宅など……。何だか全てが建設途中の様な雰囲気である。



福建省の名物はウーロン茶だけではないのだ

我々にとって福建省はウーロン茶のイメージしかないが、サントリーのウーロン茶は中国人にとってウーロン茶ではないらしい。熱いお茶以外は砂糖入りで飲むジュースなのだ。

さて、ウーロン茶以外に福建省の名産品とは何か?実は石なのです。特に途中の泉州周辺では高速道路から見える看板全てが石、石、石!ちょっとお土産には不向きだなぁ。



やっぱり事故!

やっぱりありました。事故です。この旅行中、実に3回目!

人を撥ねた場合、ドライバーは被害者に現金を渡して立ち去る場合も多いとの事。この国では絶対に運転したくない。



極めて寂しい高速道路の休憩箇所

高速道路なので日本のようなSA、PAもあるのだが、かなり寂しい。営業しているかまるで判らない薄暗い食堂や売店。おまけにバスを降りると現地の人からの強い視線。ひえ〜。



見事な厦門大橋

3時間を超え、ついにやって来ましたアモイ。アモイの中心部は中国本土と離れているアモイ島の中にあり、本土とは2本の見事な橋で結ばれている。では、早速観光と思いきや、もう夕方でした。



大きいSM店!

ホテルを出て散歩タイム。リゾート地といっても全くその気配がない。10分程歩くとガイドが教えてくれた大型の『SM』を発見!今あなたが想像するSMとは違いショッピングセンターである。名前は単にスーパーマーケットの略だとか!

多数のテナントはもちろん、百貨店やらフードコートまで。今までの中国のイメージとはかけ離れた大型ショッピングセンターに興味津々。いざ潜入だ!



やっぱりウォルマートも中国だ

ここに来た目的はポンタも大好きウォルマート。入店後15分間はアメリカと何ら変わりないと思いきや、食品コーナーではやはり中国。グロいモノが盛りだくさん。食品コーナーだけで30分は観光できます。



こちらは昔ながらの市場にて

ホテルからSMとは反対方向に歩くと昔ながらの市場がある。そこでは不思議な魚やフルーツ、肉なども屋台で売っている。しかし、この温度と湿度で肉は大丈夫なのだろうか!?


やはり、観光地に行かなくともブラブラするのが面白い。特にSMはお土産購入にもお薦め。ぜひシェラトンアモイに泊まったら訪れよう。


夜は焼肉屋へ

その夜、現地の若者に人気の焼肉屋へも行ってみた。どうやら二次会で人気の店らしい。

焼肉とはいっても全て焼鳥スタイルだったのはビックリ。味はナカナカ、特にラム肉は最高の一品。右側にある四角い物体は豆腐で、コレも最高だった!枝豆は凍ったまま食べるのが中国風(アモイ風か?)。味は冷凍枝豆をそのまま食べた感じ(そのままじゃん!)。溶けるのを待って食べましょう。



中国人はギャンブル好き!?

店内で気付いたのが、カラカラという音。しかも笑い声と共にいたる方向から聞こえてくる。これは一体なんだろうか?

実はこれサイコロなんです。各テーブルに設置されており、ゲームに負けると一気飲みさせられるらしい。中国人はギャンブル好きなので、どんな事でも勝負にしてしまうのだ。




工場のスタッフ達
工場は労働力が足りていないのだ

上の写真は視察で巡った工場で撮影したもの。多くの工場では労働力が不足しており、常に募集しているものの集まらない状況だ。この辺りの最低賃金は850元程(1元は約14円)だが、それでは誰も来ないので1000元位になっているようだ。日本人にとっては低賃金と思えるが、時間外手当などはかなり充実しているのも特徴だ。それにしても、材料費は日本と変わりが無いのに中国製品の安さは計算に合わない。何でも100均の安さのカラクリは余剰製品にあるらしい。


最後に紹介するのは観光。アモイで最も有名な観光地は鼓浪嶼(コロンス島)。アモイ島は東西も南北も15キロ弱。コロンス島はその南西方向に位置する更に小さい島だ。

フェリーの中は捕虜収容所

コロンス島は小さい島なのでフェリーで渡ります。僅か7分の船旅はまるで捕虜収容所。プラス1元で2階の特別席を利用できるが、囚人気分で1階の薄汚い立席も面白い。



移動は電気自動車で

コロンス島は電気自動車で移動します。そもそも環境や道幅、島の大きさからガソリン車は必要無く、島内にわずか3台しかない。しかも、それらは消防車、救急車、ゴミ収集車の特殊車両のみなのだ。



ピアノ博物館

コロンス島の人口は20000人。それに対してピアノは約1000台とかで、3軒に1軒はピアノを持っているらしい。多くのピアニストを輩出した島でもあるのだ。

左の写真はピアノ博物館。館内は撮影禁止なのが残念だが、非常に珍しいピアノがあったりして興味深い。必ず訪れたい場所だ。



コロンス島のシンボルである日光岩

ピアノ博物館を出ると海岸線が見える。海は汚いけれど景色はナカナカ良い。上を見渡せばコロンス島のシンボルである日光岩が見える。

日光岩はコロンス島で一番高い場所。高さ90メートルの頂上からはアモイのビル群やコロンス島を一望できる。



旧日本領事館もココにあります

1842年に結ばれた南京条約によって開港させられたアモイ為、コロンス島が共同租界地として定められ、列強諸国はこの島にこぞって領事館を設置した。写真は旧日本領事館。島内は西洋風の建物が非常に多い。



観光地にコピー商品はつきもの
当然買ってはいけませんよ〜

観光地で必ずあるのがコピー商品だが、ここも例外ではない。もちろん買ってはいけませんよ。


さて、福建省の魅力を一部お伝えしましたが、まだまだ魅力はこれだけではないのだ。奇岩が聳え立つ武夷山、円形の集合住居である土楼なんかも機会があったら是非お伝えしたいなぁ。



ポンタの日記トップ → アジア編 → 遭遇!福建省の元宵灯会