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バンクーバーで天空散歩(吊り橋編)


イギリスの経済誌エコノミストが発表する『世界で最も住みやすい都市』という調査がある。ランキング上位を眺めてみると、落ち着いた都市が多くて個人的には退屈な印象。観光で訪れてエキサイティングな体験が出来る街とは違う訳である。さて、このランキングにおいて常に上位に食い込む常連さんのバンクーバーはどうだろうか?

スパニッシュ・バンクから見たダウンタウン

バンクーバーの観光地を考えてみると、他の場所に比べて「地味だな〜」と感じてしまう。でも、その幾つかはバンクーバーの自然と一体化しながら遊べるカナダならではのアクティビティー。それでは、今回から3回にわたってバンクーバーのお勧めアクティビティーを紹介しましょう。題して『バンクーバーの天空散歩』であります。

ちなみに、上の写真はスパニッシュ・バンク(ビーチ)から見たダウンタウン。全然天空散歩とは関係ありません……。



天空散歩って書いたので、景色の良く高い場所をイメージする事でしょう。しかも、吊り橋編って事でキャピラノ吊り橋を予想するでしょう。まさにその通りです。でも、例によって焦らすのがポンタの日記です。

クイーン・エリザベス・パークにあるフォト・セッションとパノラマ

景色の良い場所はバンクーバーの市内にもある。市内で一番標高が高いのは、ここ『クイーン・エリザベス・パーク』だ。下を見下ろせば、美しく整備された庭園が広がり、バンクーバーが別名『ガーデン・シティー』と呼ばれている理由がよく判る。

写真左側の銅像は『フォト・セッション』という名で、美しい景色をバックに撮影を楽しむ4人を描いたコミカルなアート。確かに、こんなシチュエーションの銅像は見た事が無い。



バンクーバーの観光といえば『キャピラノ吊り橋』が有名であるが、実際にはノース・バンクーバー地区にある。でもバンクーバー市内にも大きな吊り橋があるじゃないか!バンクーバー市内からノース・バンクーバーやウエスト・バンクーバーを結ぶのが、この『ライオンズ・ゲート・ブリッジ』だ。

スタンレー・パークのプロスペクト・ポイントから見たライオンズ・ゲート・ブリッジ
ライオンズ・ゲート・ブリッジとたもとのライオン像

吊り橋部分の長さは1.5キロを超える巨大な橋。交通量の割に3車線しかないが、面白いのは時間帯によって、真ん中の車線の進行方向が切り替えられる事だ。

スタンレー・パークにもあるライオン像

上の写真は2枚ともスタンレーパークから撮影。橋の名前の由来はライオン山というが、たもとにはライオン像が見える。

これらの写真を撮影した場所にもライオン像があったが、もちろん橋を守っている訳ではない。ライオンズ・ゲート・ブリッジの撮影ポイントを知らせてくれる役割だろうか?




さぁ、市内からライオンズ・ゲート・ブリッジを渡ってキャピラノ渓谷へ行こう。ノース・バンクーバーに入れば吊り橋も近い(無料のシャトルバスも出ています)。

キャピラノ吊り橋は代表的な観光地だけあって、残念ながら無料ではない。その代わり、吊り橋だけではなく、スリル満点(?)の別アトラクションやカフェ、土産屋などもある。つまりは観光施設なのだ。とはいえ、入場は2016年現在$37.95(約85円)と3000円以上だから安くはない。

長さは137メートル
水面からの高さは90メートル

キャピラノ吊り橋は1889年に建設され、改修や掛け替えが何度か行われた。長さは137メートル、水面からの高さは70メートルという人専用の吊り橋としてはかなり大規模だ。水面から70メートルといえば、ライオンズ・ゲート・ブリッジは「clearance 61m」とあるので、キャピラノ吊り橋の方が高い(主塔は除きます)って事か?

いよいよサスペンション・ブリッジを渡ります

さぁ、実際に歩いてみよう!橋の端を歩くとさすがに怖いので、一休さんではないけれど中央を歩きます。

学生は約束通り橋を揺らしながら歩きますが、橋の両端にある見張り小屋からマイクで怒られま〜す!ざまぁみろ。



橋の上から見た川

勇気を持って下を覗くと「ひぇ〜」って感じです。こんな場所で落ちたら……。

実際に転落事故も起こっており、お母さんの腕から落ちた赤ん坊は木に引っ掛かりながら助かったそうな。でも、この場所では引っ掛かる木がありませんけどね。

近くには鮭の孵化場もあり、秋には遡上も見えるハズ。まぁ、ココから見る気はしませんが。



吊り橋を渡った後は『ツリー・トップ・アドベンチャー』へ行ってみよう。名前からすると、木の上で冒険するって事なのか?

子供時代にあったら良かったツリー・トップ・アドベンチャー
木には迷惑な話です


どうやら、木の真ん中ほどに架けられた橋を渡る事ができるようだ。トップなのか?冒険なのか?は別として、楽しそうではある。木にとっては迷惑だろうが、気にせずポンタも行ってみます。

怖くはありません

高さはそれ程でもないので、吊り橋と違って怖くはない。ただ、道が狭い為に高所恐怖症の人が前にいると、直ぐに詰まってしまうのです。

でも、気分はハックルベリー・フィン。子供時代にこれを体験できたら興奮するだろうなぁ。大人にとっても、「これぞ森林浴」って感じで、マイナスイオンが降り注いでくるのを感じます(嘘)。




クリフ・ウォークは怖そうだ

最後のアトラクションがこの『クリフ・ウォーク』。名前の通り絶壁を歩くらしいのだが、どんなモノなのだろうか?

右側で座っているのはギブアップした人だろうか?これは期待が高まります。



上から見たクリフ・ウォーク

ひとまず入口を通り過ぎて上から覗いてみようではないか(単に怖がり)。

なるほど、崖からせり出した細い橋(?)を渡るのか。って、おい、これは怖いよ。



実際に歩くとかなり怖い

実際に歩いてみると、本当に怖いのだ。崖からガッチリとワイヤーで固定されているものの、通路が狭すぎて体が柵を超えて落ちてしまいそうだ。ひぇ〜。

おそらく、吊り橋に比べて高さは無いものの、構造物の大きさが与える安心感が少ないのかもしれない。

しかも、カメラを構えるから更に怖いよ〜。これじゃ、マイナスイオンを浴びてもストレスになっちまう。



記念撮影をする人も多い
みんな怖くないんだろうか?

ポンタの高所恐怖所レベルは人並みだと思うが、他の人達はずいぶん楽しそうに見える。自己防衛本能が足りないんじゃないのかい!


こうして、無事に帰還です。足が地に着いているってどんなに素晴らしい事かを実感できました。さて、キャピラノは恐怖体験だけではありません。

森林浴を楽しもう
トーテムポールもあります

散歩コースには小さい滝や池なんかも存在しており気持ち良し。周辺で見られる動植物のパネル展示やらキャピラノの歴史も勉強できます。トーテムポールと一緒に写真を撮るのも楽しいですね?



いやぁ〜、自然と触れ合った後は市内のホテルへ戻ります。あれ、部屋からの景色も素晴らしいじゃないですか!

ホテルからの夜景その1
ホテルからの夜景その2

部屋の中で三脚を立てるのもポンタはよくやります。部屋を暗くしたり、カーテンの中に入ったりとガラスの写り込みを無くす工夫は必要です。


高い場所が好きな人も嫌いな人も楽しめる『キャピラノ・サスペンション・ブリッジ』はバンクーバーの定番観光地。市内からはちょっと離れますが、だからこそ楽しめる自然との調和なのです。次の天空散歩にもご期待下さい!



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