ポンタの日記トップ → アメリカ編 → 冬のオーロラを観に行こう

冬のオーロラを観に行こう


前回レポートした夏のオーロラを観に行こうの続編であります。

やはり、オーロラの旬といえば冬。オーロラは季節に関係なく発生しているが、早い時間から暗くなる冬の方がチャンスは高いだろう。

今回訪れたのはカナダのイエローナイフ。アラスカと並んで、オーロラの聖地として人気の場所である。しかも、ここイエローナイフにはオーロラ観賞施設である『オーロラビレッジ』があり、極寒での観賞をより楽しくしてくれるのです!


淋しいイエローナイフのメインストリート

イエローナイフはカナダのノースウエスト準州にある。歩いてみるとその小ささにビックリするが、何とノースウエスト準州の州都である。

写真はイエローナイフのメイン通り。信号があるのはこの通りだけ。反対側には温度計が見えているが、今日はちょっと暖かくてマイナス17℃だって。この時期マイナス30℃の日も多いのです。


さて、車は走っているものの歩いているのはオーロラを見に来た日本人がほとんどだ。何で他の外国人はいないのだろうか?

以前に現地のテレビで『なぜ日本人がオーロラを見に遠路はるばるやって来るのか?』というドキュメンタリーが放送されたらしい。それによると「オーロラの下で子作りすると、その子は幸せになるという伝説が日本人にはある。防寒着でどうやって子作りするのだろう?肌の触れ合いは暖かいリゾート地が良いのでは?」という日本人を皮肉った内容。

そもそも、「オーロラは自然現象だからわざわざ見に行くモノではない。虹を見にわざわざ遠くへ出かけますか?」という考えを持つ人も多いようだ。まぁ、文化の違いですかな?

ボンネットからコンセントがタラ〜リ

さて、街をブラブラしていると目に付く物がある。あれ、ボンネットから何か出ているぞ!これはコンセントでないかい?

正解はコンセントです(やはり!)。極寒の地域ではよく見る風景なのだが、駐車場などでコンセントを差し込んでボンネット内を暖めているのである。確かにバッテリーは寒さに弱いし、エンジンも掛かり難いからねぇ。



ナンバープレートが白熊です

次は後ろから見てみよう。おや?動物が張り付いているぞ!

白熊のナンバープレートでありあます。これはノースウエスト準州独自のナンバープレート。カナダでは州で色やデザインを決めてよいのだ。でも、イエローナイフには白熊っているのか?



AKB48のナンバープレート

ナンバープレートといえばアメリカも同様のシステムで、希望のアルファベットや番号を選ぶ事が可能。

この車の所有者はもちろん日本人。ワシントン州に住む彼は、AKB48のファンではないのだが金の匂いを嗅ぎ付けて申請。今後の目標は各州でAKB48を取得して、機が熟したらオークションに高値で出すらしい。もう遅いような気が……。



イエローナイフに戻りましょう。下の写真は快走する車ですが……。何か変じゃありませんか?そうです、道が無いのです!

湖上の道路『アイスロード』
やはり重さ制限あります

ここはもともと道ではなく、何と湖の上なのだ!冬場のみ通る事の可能なこの道路、アイスロードと呼ばれ約6キロの長さである。湖の上だけに色々制限があるようだが、観光道路ではなく生活に必要不可欠な道路だとか。特に観光地の無いイエローナイフですが、街の生活を知るのはナカナカ楽しい。


防寒着のレンタルは心強い

そろそろオーロラについて書かないと怒られてしまうかな。その前にまずは準備だ。

極寒の中での心配事といえば、何より防寒着だろう。でもイエローナイフに関しては心配無用。オーロラビレッジのオーロラ観賞に参加する人は防寒具5点セットをレンタルできるぞ〜!

非常に優れた防寒能力なので、重ね着し過ぎると逆に暑くて汗が出るので注意。集合時間になるとホテルロビーには同じ服装の日本人でごった返す。ちなみに、上着部分をなくすと600ドルの弁償と高いのだ!



イエローナイフのランドマーク!?『ティーピー』

街中からスクールバスで走ること30分、オーロラビレッジはオーロラを観賞する為の施設だ。

まず、最初に見えるテントは『ティーピー』と呼ばれる先住民の住居。ビレッジ内の湖畔や森の中に16棟あり、イエローナイフの象徴的な建物だ。ここでのオーロラ観賞といえば、間違いなくパンフレットにティーピーが写っているぞぉ〜。



ティーピーの中です

ビレッジに到着すると、スタッフが使用できるティーピーを案内してくれる。中に入るとこんな感じでイスとテーブルがある。薪ストーブで暖をとれるのはもちろん、コーヒーや紅茶などの温かい飲み物を飲む事が出来る。

オーロラが出るまでは気長に休んでいよう。オーロラが出現すれば、外からの歓声ですぐに分かるので心配はいらない。



オーロラビレッジは施設が充実

施設内にはティーピーだけでなく、ダイニングホール(写真)やギフトショップ、暖かく清潔なトイレもある。昼間に来ても犬ぞりやら滑り台が楽しめるのだ。

嬉しいのは日替わりスープとバノック(地元に伝わるパン)のサービス。寒いから暖かいスープが尚更美味しいのである!



温度計は−25℃を示す

オーロラが出ていない時は適当に過ごす。温度計が設置してありマイナス25℃。それほど寒くはないのが不思議だ。

こんな時に写真の準備をしておくと、いざって時に焦らなくてすむのです。



雲が分厚い

この日はオーロラ観賞の初日(12/30)だったが、待てども待てどもオーロラは出ない。それどころか雲が厚くなってきた。時間は10:30であった。

しかしながら、諦めるのはまだ早い。天気予報もオーロラ予報も当てにはならんイエローナイフです。



ついに出ましたオーロラ

ジャジャ〜ン!うっすら出ましたオーロラちゃん。これが11:25の事だから、1時間で天気が急変したのでした。それにしてもティーピーとオーロラが一緒に写るのがイエローナイフの良さだ!

薄いながらも初日としては上々の滑り出し。さぁホテルへ帰ってゆっくり寝ましょう!



さて、オーロラ観賞の2日目です。何と今日は大晦日!って事はオーロラビレッジで年越しをする事になる。おっと緑のたぬき持って来るの忘れたよ。

食品サンプルに変身
バナナで釘を打つ実験

この日は珍しく予報通りの空模様。星さえ全く見えなかった。でも、さすがはオーロラビレッジ。見れない時には他のイベントが用意してあった。カップラーメンを一瞬で食品サンプルにしてしまったり、バナナで釘を打ったり(昔そんなCMありましたねぇ)、シャボン玉を吹いてみたり……。オーロラビレッジでは若いスタッフが多く、皆一生懸命に仕事をしているのが素晴らしい。

新年の花火が見れるとは

そして迎えた2013年。湖の上(もちろん氷)ではカウントダウンの後、花火が打ち上げられ盛り上がった。この時にオーロラが出ていたら、どっちを見ていいんだか分からないよ。曇りで良かったのかも(プラス思考です)!さぁ、帰ろう。


年末年始にまたがったオーロラツアーも今日が最終日。一度は見えているものの、やはり印象に残るオーロラが見たい!って事で気合が入る我々です。

星空の中にオリオン座
写真の練習

まずは練習あるのみ。今日も素敵な写真を撮る為に練習を惜しまないポンタです。星空を撮るのも面白い。左の写真にはオリオン座が写っているのが分かるだろうか?右の写真は木とティーピーとオリオン座。実際には木は暗くてティーピーも薄暗い。写真に撮るとティーピーが燃えてるように光って美しくなるのは、露光時間が長いからだ。

さて、カメラの設定です。マニュアルモードを選び絞りを最小にしよう。シャッタースピードは15秒〜30秒が適正だろうか。ISOは100でも良いが、シャッタースピードが長すぎるとオーロラが激しく動いた時にボヤっとしてしまうので、400か800位にした方が良さそうだ。新しいカメラならノイズも比較的少ないだろう。

三脚さえあればコンパクトデジカメでも撮影は可能。仕事に一眼レフは持っていけないのでLUMIX DMC-TZ30 とミニ三脚で頑張るポンタです。ちなみに、マニュアルモードの無いコンデジなら星空モードか夜景モードでも撮れます。


最高のオーロラは突然現れた。ティーピーの外から聞こえる凄い歓声!最初は事故でもあったかと思う程のザワメキもあった。

出た〜巨大オーロラ
ユラユラして皆絶叫のオーロラ

ユラユラする感じは風になびくカーテンのようだ。こいつは素晴らしい!最初に書いたドキュメンタリーの製作者にも見せてやりたいぜ。良く見りゃ北斗七星も写っているの分かりますかい?

実はこの後、さらに凄いオーロラが出現して皆狂喜したのだが、ポンタはお客さんのカメラの設定に追われて撮り逃してしまった。トホホ……。


こうしてイエローナイフを心置きなく出発したポンタ一行。皆「パンフレットに偽り無し」と満足した様子。さて、冬のオーロラをまとめると……

  • ☆ 昼が短く観光が出来ないのでオーロラに集中できる(良く寝れる)。
  • ☆ 夏と違って早い時間から観賞が可能。
  • ☆ 寒すぎるから見れた時の感動が大きい!?

さぁ、あなたがオーロラを見に行く時は夏?それとも冬?



ポンタの日記トップ → アメリカ編 → 冬のオーロラを観に行こう