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ポンタ、飛行機に乗り遅れる!


添乗員の仕事をやっていればトラブルはつきもの。最近では、トラブルあっての添乗員だと思うので、何事も無くツアーが終わるとちょっと寂しかったりするのだが……。今回は飛行機の乗り遅れだった!

さて、アメリカは最初に着いた場所で入国を行う。『9・11』のテロ以降、指紋採取や顔写真撮影など入国が厳しくなる一方だ。今回は乗り継ぎ地であるサンフランシスコ空港での入国審査大行列!空港スタッフに「乗り継ぎ時間が無いんですけど」なんて言ってみても「とにかく並べ!」の繰り返し。マジかよ(怒)!もうどうにでもなれって感じです。

挙句の果てにスーツケースも出て来ない。そんなこんなで、団員全員入国できたのが搭乗予定のラスベガス行き出発時間をちょっと過ぎていた。もちろん待ってくれている訳もない。ガックリと肩を落としてカウンターへ並ぶ。我々の周りにも、やはり肩を落としている人がたくさんいるのはホッとする。しかし、アメリカではこんな事も当たり前なのだろうか、次の空いている便に簡単に変更してくれるのが面白い。とはいえ、その便は18:40のフライト。全く予期していないサンフランシスコ観光へ出発となった。え〜!?


サンフランシスコは5年振りだろうか?ましてやバスも貸切バスがある訳でもないし、ガイドがいる訳でもない。とりあえず、地下鉄の乗り場を聞いて『フィッシャーマンズ・ワーフ』を目指そう。

街まではBARTを利用しよう

駅員に話を聞くと、『POWELL ST.』で降りて名物のケーブルカーに乗ればフィッシャーマンズワーフに着くという。運賃は往復で$16.20だった。

とりあえず、路線図くらい入手したかったが約束通りの「ありません」。トホホは連発するらしい。



3回乗れば元がとれるぞ『MUNIパスポート』

『POWELL ST.』で駅を出れば、すぐにケーブルカーの乗り場が見つかった。一回券は$5で一日券は$13だという。う〜ん、お客さんには「3回乗れば元を取れますよ」なんて言って一日券を買ってもらったが、実際には乗り間違い(降り間違い)で文句を言われない為!

左の写真はスクラッチ式の一日券。ふむふむ、使用日を削って不正を防ぐ訳だな。ちなみにアタリは出ません!



いよいよ出発!ケーブルカーの出発地

さて、これがサンフランシスコ名物のケーブルカー。終着駅(?)なので、手前の転車台で向きを変える仕組みだ。

何処行きか分かり難いのが特徴かな。ドキドキ感が募って面白い……。さぁ、出発だ!



運転手はみんな体がでかいぞー
見ていても運転方法が理解できない?

運転手は体格の良い黒人男性が多い。街中を歩く知人や友人にいちいち声を掛けながら、右の操縦桿(?)でケーブルカーを操っている。どうやら地面の下で動いているケーブルを掴んだり、放したりする事により発進、停止できるようだ。それにしてもカリフォルニアの風って気持ちいいなぁ。

これぞ坂の街

街の中心地であるユニオンスクエアを抜けるとチャイナタウンが見えてくる。この辺りは凄い急坂だぞ。頑張れケーブルカー!

そして、こんな景色が増えてきたら目的地のフィッシャーマンズワーフも近い。




ケーブルカーを降りたら、そのまま真っ直ぐ5分。いよいよフィッシャーマンズワーフに着くぞ〜。

ここがフィッシャーマンズワーフだ!

この看板をみて一安心。無事に到着でございます。ふぅ〜!

後はとっとと『PIER39』まで連れてって解散して腹ごしらえだ!!



おこぼれ頂戴のカモメ達

この辺りで有名なのは、サワードウ・ブレッドと呼ばれる酸っぱいパンに入ったクラムチャウダー、そしてダンジネスクラブ(カニ)だろう。

今日もたくさんの観光客が食事に並び、さらにその後ろにはカモメも並んでいる。



面白いけど硬そうなパンですな

いつも気になるこのお店。パン屋さん?いつも面白いパンを作っているのが見える。

まぁ冷静に考えると、形が面白くても味は関係ない。むしろ均等に焼かれないから不味いかも。そんな訳で今回もパスなのだ。



巨大なクリスマスツリーが展示

『PIER39』に到着。あ〜腹減った。この日はクリスマスまで一ヶ月を切っており、巨大なツリーが飾ってあった。下にはプレゼントまで。何か入っているんだろうか?

ここ『PIER39』はフィッシャーマンズワーフにある桟橋の一つだが、土産屋やレストラン、なぜかアシカなどもいて特別観光地化されているのだ。

さぁ解散で〜す。皆さん行ってらっしゃ〜い!



なぜか集まるアシカ達

これがPIER39名物のアシカの大群。餌を求めて勝手に集まってくる彼らだが突如いなくなる事もあったとか。

それにしても、アシカ、アザラシ、セイウチ、オットセイ、トド。これらって何が違うのだろうか?調べて納得してもすぐに忘れてしまうのだが……。



泳いでいけそうなアルカトラズ

かの有名な『アルカトラズ島』もこの桟橋から見えるぞ。泳ぎの苦手なポンタでも楽勝に見える距離。ところが2.4キロも離れているらしい。絶対無理だね!

アルカトラズといえばアル・カポネが収容されていた事でも有名だ。映画アンタッチャブルはポンタの大好きな作品なのだ。もちろん島に渡るツアーもあるので参加してみたい。



感動のサーモンバーガーでした

さて、待ちに待った昼食です!有名店も幾つかあるけど、待つのは御免。近くのテイクアウトの店に決めた。ここではやはりクラムチャウダーは外せないものの、酸っぱいパンが苦手なので小さいカップを選ぶ。それだけでは物足りないので『フレッシュ・サーモン・バーガー』をチョイス。

これがまた絶品!柔らかいサーモンがタルタルソースと相俟って、$6.95とは思えないゴージャスな味わいを醸し出す。クラムチャウダー($3.50)だってもちろん期待を裏切らない。う〜ん、幸せだ!入国遅れてありがとう。



腹も心も満足したところで、帰りの下見を兼ねて観光といこう。まずは自殺の名所から!

いい画が撮れない……

けっこう歩けばゴールデン・ゲート・ブリッジも近い(!?)。絶景ポイントを目指し、20分程歩いて挫折。カメラの望遠機能は『絶景まであと一歩』さえも妥協させてしまう。

結局、プレシィディオ基地の辺りで帰りのケーブルカー乗り場を確認する為に方向転換。アディオス!金門橋。


無事に乗り場も確認したので、そのまま急坂を上ってみた。この上にはこれまた名物の『ロシアン・ヒル』がある。

写真では表せない急な坂道

半分位上ったところで息が切れた。この勾配は半端じゃない。振り返れば桟橋が遠く眼下に美しくみえるじゃないか。

さて、上を見ればまだまだ坂道は続く。抜かしていくケーブルカーを見ながら、混雑の為に乗らなかった事に後悔……。それにしても、こんな街に住みたくない。車があったって坂道発進は避けて通れない。ヒェ〜!路中の車は全てハンドルを切って駐車してるのが急勾配を物語る。教習所時代を思い出すポンタであった。



陽が傾いたロシアンヒル

そんなこんなでロシアン・ヒルに到着。高級住宅街らしいが、金持ってたらこんな場所には住みません!

ここがロシアン・ヒルを上から見たところ。絵はがきにも頻繁に登場するクネクネ坂であーる。



ここはちょっとドライブしてみたい(下りだし)

下からみればこんな感じで分かりやすい。11月下旬に咲く紫陽花も奇妙だが、ドライバーは忙しいハンドル捌きで満開の花を観賞する時間は無いだろう。

ところで、何でロシアン・ヒルっていうかって?知らねぇ〜。



この後、無事に観光を終えて空港に到着。夜の便でラスベガスに旅立ったのでした。お陰で宝石のようなベガスの夜景も見れたし、サンフランシスコで無くなったスーツケースもラスベガスで発見!お客さんも急遽発生したサンフランシスコ観光で大喜びだった。乗り遅れサイコー!

乗り遅れたらまたおいで〜


思えば、もっと紹介したい場所がサンフランシスコにはある。男同士が手を繋ぐ『カストロ地区(スカトロじゃないよ〜!)』、アメリカでは最も大きいチャイナタウン、アルカトラズ島……。まだまだある魅惑の場所は次回へ。次の乗り遅れに期待せよ!



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